2025年01月23日
卓話「SI浜松とのつながり及び林業振興課の取り組み」
講師:浜松市産業部林業推進課 課長小林和重氏 星川翠氏
「浜松市の森林施策」と題し、浜松市の森林の施策や特徴、FSC森林認証制度、天竜木材の利用促進等について説明がありました。
浜松市の森林率は国や県と同程度であり、特徴としては私有林が多く、更に人工林が多い(スギやヒノキが大部分を占める)。そして、森林の林齢構成は56~60年生以上が多く資源量が豊富なことが強みですが、若年性の森林が少ないことが課題となっています。さらに、昭和50年代から木材価格が大きく下落していることや、木の生育に合わせ伐採作業が行われるため労働時期に偏りがあり人材確保が困難であること等様々な課題を抱えているとのことでした。
浜松市としては、FSC森林認証制度の取得を推進しており、森林が適切に管理され、安定した環境から生産された木材製品を消費者の選択的な購買を通じて持続可能な森林経営を支援しているそうです。そして、地元の天竜木材の地産地消及び地産外消の為に積極的にPRを行い、東京オリンピックや大阪万博では天竜木材の提供を行うことで認知度向上を目指しているとのこと。身近な公的施設でも様々に利用されている実績を私たちも目にすることが多くなりました。
そして、私たちは浜松市森林環境基金が創設された2006年から毎年寄付を行ってきました。総額は100万円程になります。そうした支援金は市内の森林河川等の自然環境の保全のために活用されているとのお話を伺いました。私たちはこれからも森林を守る取組みについて積極的に参加していこうと思います。




「浜松市の森林施策」と題し、浜松市の森林の施策や特徴、FSC森林認証制度、天竜木材の利用促進等について説明がありました。
浜松市の森林率は国や県と同程度であり、特徴としては私有林が多く、更に人工林が多い(スギやヒノキが大部分を占める)。そして、森林の林齢構成は56~60年生以上が多く資源量が豊富なことが強みですが、若年性の森林が少ないことが課題となっています。さらに、昭和50年代から木材価格が大きく下落していることや、木の生育に合わせ伐採作業が行われるため労働時期に偏りがあり人材確保が困難であること等様々な課題を抱えているとのことでした。
浜松市としては、FSC森林認証制度の取得を推進しており、森林が適切に管理され、安定した環境から生産された木材製品を消費者の選択的な購買を通じて持続可能な森林経営を支援しているそうです。そして、地元の天竜木材の地産地消及び地産外消の為に積極的にPRを行い、東京オリンピックや大阪万博では天竜木材の提供を行うことで認知度向上を目指しているとのこと。身近な公的施設でも様々に利用されている実績を私たちも目にすることが多くなりました。
そして、私たちは浜松市森林環境基金が創設された2006年から毎年寄付を行ってきました。総額は100万円程になります。そうした支援金は市内の森林河川等の自然環境の保全のために活用されているとのお話を伺いました。私たちはこれからも森林を守る取組みについて積極的に参加していこうと思います。




Posted by SI浜松 at 23:06│Comments(0)
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