2022年12月19日

カトレア奨学金贈呈式

カトレア奨学金贈呈式


カトレア奨学金贈呈式



12月例会でカトレア奨学金贈呈式が行われました。今年度の奨学生は、静岡大学総合科学技術大学院 情報科学専攻 博士課程3年、バングラデシュ出身のRebeka Sultanaさんです。
AI技術にあるディープラーニングを使って運転の自動化に関する研究をされています。特に異なる環境下やcriticalな(いわゆるヒヤリ、ハットなど)状況においての運転者の視覚的注意を予測する研究です。AIを用いて画像認識の中にあるドライバーの視覚的注意を組み込む方法を作り、これを運転自動化技術(Advance Driving Assistance System)に実装するため、卒業後もさらなる研究をしたいそうです。将来的には科学者として、高等研究のため学生を奨励するためのロールモデルとなりたいと考えていらっしゃいます。
Sultanaさんの母国では、毎年多くの人がバスや車の交通事故で亡くなっていますが、彼女が知る限り事故を減らすために運転の自動化を研究する機関はないそうです。他国の文化を知り、見識を共有し、世界の発展のために共同で研究することがきるように、運転自動化に向けて日本や母国で強い関係を築くことを望んでいると語っていました。結びに「自分の野望を実現するために国際ソロプチミスト浜松から奨学金の支援をいただき、大変ありがたいです。」とお礼を述べられました。
会長挨拶ではカトレア奨学金の歴史に触れ、クラブ発足から間もなく市内の留学生に奨学金を贈っていたこと、カトレア奨学金としては1991年から今まで毎年贈呈していること、研究に励む立派な留学生を46名も送り出してきたことを話されました。最後に、Sultanaさんへクラブの願いと温かい励ましの言葉で締めくくられました。


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